
どんなものだか楽しみですね。

第3位 リコリス・ロール
欧米ではお馴染みのリコリス、マルタにもありますよ!
嫌いな方多いですよね。
リコリスとは
リコリスはスペイン甘草とも呼ばれるハーブで、その名の通り、主な原産国はスペインや南ヨーロッパです。
リコリスのお菓子
リコリスを使ったグミなどのお菓子は、欧米では人気のお菓子です。
しかし、インパクトある真っ黒な見た目以上に、アニスやフェンネルにも似た独特な味は、初めて食べる人に衝撃を与えるでしょう。
リコリスの甘さ
普通お菓子に使われるのは、リコリスの根の部分で、グリチルリチンというスクロース(砂糖)の30~50倍の甘みを持つ甘味成分や、フラボノイド(ポリフェノール)を含んでいます。
リコリスの甘味は、砂糖と違ってゆっくりと甘味を感じ、後を引きく特徴があります。
リコリスからだに悪くないですか?
リコリスは副腎皮質ホルモンに働きかけたり、アレルギーの改善に効果があるとも言われています。
ただし、長期的に過剰に摂取すると血圧を上げてしまうこともあるそうです。
なんで欧米では人気なの?
リコリスには体に良い成分が多く含まれているので、欧米では昔からお菓子だけではなく、お薬的に用いられていました。
決して子どもが好んで食べるような美味しいものではないのだけれど、小さい頃から体に良いからと食べさせられているうちに、段々独特の味がクセになってしまい、結局大人になっても食べ続けるのだそうです。

こちらは輸入したものの、今はお休み中のリコリス・ロールです。
ただし、独特な味がクセになると、一部で人気が高まり、再輸入を望む声もあるコア商品です。(が、もう少しお休みさせてください。)
第2位 キャロブ・シロップ
地中海沿岸地方に生育するキャロブという木になる実から作ったシロップです。
地中海沿岸地方では砂糖より古くから甘味料として使われていて、砂糖を使わないマクロビダイエットをする人たちからは、チョコレートの代用品として使われています。
確かに後味が、チョコレートのような甘さ(なような気がしないでもない)です。
キャロブの特徴は
- 甘いのに糖質が砂糖の約4分の1
- カルシウムや食物繊維、ビタミン、ミネラル、ポリフェノールが豊富
- 低カロリー

マルタでは、咳止めやのどの痛みの改善、子どもの下痢止めにもつかわれています。
欧米では肥満治療に使われることもあるそうです。
アイスクリームやヨーグルトにかけたり、バルサミコ酢のようにお料理にかけたりします。
でも、コアなファンはそのまま舐めるのがお好きなようです。
第1位 マルチーズ・コーヒー
栄えある第1位は、ぶっちぎりでマルタ風コーヒーです!
おめでとうございます!
はっきり言いましょう。
これは、そーとーにクセがすごい!です。
大クセじゃ!
マルタのコーヒーは、コーヒーと言っても、マルタのハーブを入れてつくります。
島国マルタは、島内で食料をまかなえないので、海外からの輸入に依存しています。
世界大戦中、海外からの物資が入ってこなかったので、島にあるハーブをつかってオリジナルのコーヒーをつくったのです。
すごいものを生み出してしまいましたね。
こちらのマルチーズ・コーヒーは、チコリとクローブ入りです。
以前、お客様にどうしてもと頼まれて、現地の価格14.50ユーロで、出張時に買って帰ったことがあります。
14.50ユーロをいただくのもどうかと思うくらいワタクシは苦手なのですが、なんとお客様は「美味しかった!」と喜んでくださいました。
とはいえ、日本にお住まいの方だったら、大多数が苦手なのではないかと思いますが。
ちなみに、こちらの商品は日本未輸入です。
まとめ
「美味しい食べ物はだいたい茶色」とか言いますが、「マルタのクセがすごい食べ物はだいたい黒」ですね。
